7月8日
東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンについて。
この間から気になってウオッチングしていました。
経営者が実質的に主要な株主である企業の株式に投資するファンドです。少し変わった投資対象です。純資産額も40億程度と極めて小ぶりです。私的には却って魅力的です。肝心のパフォーマンスを見てみます。
直近3年間のチャートですが、奇麗な右肩上がりです。
詳しくリターンを見てみます。
トータルリターンについては、どの期間をとっても言うことなしです。
特筆すべきは、同じカテゴリーの中の順位です。これもどの期間を見ても高順位です。これは運用が上手、つまり良い時は良い、悪い時もそれなりにということでしょう。
最後に、ごく最近先週までの1ヵ月リターンをみてみます。
貿易摩擦など色々あって、私の所有していたファンドなど、ことごとくマイナスだったにもかかわらず、驚くなかれ6.3%です。こんなファンドを持っている人はと羨ましいかぎりです。
では、すぐ購入すべきかというと、不安材料が2つあります。
心配のその② ノーロードではないこと。
このファンドの根本的な問題で、2.16%かかります。
今更ながらですが、実際にやってみるとかなりのハンデになります。
例えば、100万円購入したら、その時点で21,600円のマイナス、運よく2、3ヵ月でプラスに持ち込めたとして、それだけでは資産形成には程遠いので、追加で200万円追加購入したとすると、またまた43,200円の赤字に逆戻り、これはあると、無しで大きく違います。
書きながら悩んで私の答えは、イエスです。
今までのこのファンドの力を信じます。先人曰く、虎穴にいらずんば虎児を得ず。その様子は来週末に。
写真は、富士山の雲海。やはり日本人には富士山ですね。