9月9日
投資信託、長期保有について考える。
まずは、わたしも保有する新興成長株オープンのチャートです。
2006年から下降し始め、リーマンショックの2008年まで3年間下がり続けています。その後2009年から2012年まで4年間、平行線を辿っています。その間の7年間は辛い日々で、持ち続けた方・それから買いに入った方は投資妙味に尽きるという気分だったでしょう。
次に、比較的安定運用と言われてるセゾンバンガードのチャートです。
大きな流れは変わりません。ただリーマンショックからの立ち直りは、早いように見受けられます。それにしても、投資としての意味をもってくるのは、やはり2012年からになります。
凡人には、投資信託の長期保有は難しい。
どこで大暴落が起き、その始まりは、その終息は、おそらく読み通すことは不可能でしょう。
大事なお金での資産形成という観点からは、いつ終わるともわからない7年間も、ただ保有し続けるというのは無理があります。
では、どうしたら、それが分かれば凡人ではなくなってしまいますが、
その時の為の対処法を考えています。
例えば、日本債券オープンというファンドのチャートをみてください。
最大下落率が年10%以下のリスク1のファンドです。
見て頂いて気づくことは、リーマンショックの影響が軽微で、なによりもその後のチャートがきれいな右肩上がりだということです。
つまり暴落でも最低限の仕事は果たしていることです。
あまりにもひどい時は、とりあえず防空壕に入るつもりでこちらに一時退避し、投資環境の安全を確認してからもう一度積極参加もありかなと思いました。
ほかにも、何か手があるかも。考えてみます。