9月16日
9月リターンの途中経過
まずは、私の主戦場である新興成長株ファンドのチャートから。
チャートからわかることは、2月の暴落までは明確な右肩上がり、
その後は、上昇トレンドにみえるが予断を許さないというところ。
1か月 3.8% 1年 36.8%
まだまだ、魅力的にみえると判断しました。
その他の保有ファンド、リターン状況です。
ジャパン・オーナーズ 1か月 -0.3% 1年 52.9%
グローバル・ハイクオリティ 1か月 0.0% 1年 23.2%
世界医療機器 1か月 8.5% 1年 30.3%
J-Stock 1か月 -2.2% 1年 16.9%
J-Stockは記念碑として10万円残しているだけで論評外です。
世界医療機器は、この間50万円買い増ししたところ、予想以上の好成績。一人勝ちのアメリカ株の一環ですし、世界的に医療需要は減らないとみましたが。有力な買い増し候補です。
あとひとつ気になっているファンドをあげます。
米国中小型成長株式ファンド 1か月 8.9% 1年 41.7%
私はリターン第一主義ですが、言うことなしですね。
アメリカの中小型株といっても日本とは比べものにならない規模ですし、ほとんどすべて専門家が、アメリカ経済来年までは大丈夫と、口をそろえていますし、食指が動きます。しばらく観察します。
リーマン・ショックに考えること。
最近この話題があちこちで取り上げられています。
そろそろ大暴落がくるのではと、だれもが気になるところです。
① いつ起きて、いつ終わるのか、誰もわからない。
② 長期保有にこだわらない。
③ リターンが望める実績あるところへ集中投資。
④ 利益確定、損切は予定通りに。
⑤ 一旦退避後は、どう動く?
金曜日の報道番組で、元財務相の幹部が、リーマンショックに気がつかなかったし、そもそも起きて2週間ぐらいは大暴落だとは思わなかったと、語られていました。日本の当事者がそうですから、素人がにわか勉強をしたところでという感じです。
要は、その時に備えなさい、というアドヴァイスでした。
そのハウ・ツーが難しいわけですが、よくいわれる分散投資は本当に役に立つのでしょうか。財を成す(資産形成)と分散投資は両立しないと思います。最低限の生活防衛資金を残しつつ、分散投資もして。虫が良すぎると思うのですが。私の様に少ない資金で試算形成をと考えたら、当然リターンの大きいところへとなります。規模は異なるかもしれませんが富を得た人でリスクをとらなかった人がいるのでしょうか。
リーマンショック後の日本とアメリカの回復。
リーマンショックの後、日本では本格的回復は2012年まで待つしかなかったようです。ところが、アメリカでは驚くことに2009年の初めには回復基調に入り、その後は右肩上がりだったことです。
先日、私は長期保有にこだわるのではなく、日本債券に避難するのもありかなと申し上げたのですが、このチャートの中にももう一つのヒントがあるような気がします。その当時のアメリカのように投資環境の優れたところにシフトするのも、時間を無駄にしないのかもしれません。
写真は、だんじり。大阪府岸和田市、矢木隆晴さん撮影。
人間が生きていくところ、色々な祭り、風習、文化がありますね。
来週が良い一週間でありますように。