5月2日
ようこそ令和の始まりです。
まずは何より平和な穏やかな日々が続きますように祈っています。
さて、投資信託の悪戦苦闘ぶりを毎日綴っていますが、特に関心があるのは、ではどうしたらを過去の数字から未来への対応を読み解く術を探ることです。
ここ何日かで、投資信託の長期保有は本当に可能なのかを考えています。
30年以上運用しているのは37本、その全期間のチャートは資料がなく調べられませんが設定来のトータルリターンをみても散々です。
その例として、インデックスファンド225の載せてみました。
もう一度要約すると、
34年運用で設定来トータルリターン -25%
最大下落率は50%にもなります。
つまり、大きな損失・リスクを抱えながら長期に運用してー25%という現実です。
しかも、2012年からの急上昇という神風を加味してもこの結果です。
本題です、ではどうしたら。
分散投資もひとつの手段でしょう。しかしそれも絶対的ではありません。
私は、長期保有に拘る必要があるのか、検証として先ほど芳しくない成績のファンドを運用の仕方を変えたらどうなるのかを昨日載せました。
最終的には 210万円投資で123万円の利益。
設定来58% 年平均利回り 1.7%
大分良くなりましたが、これでは投資する価値がありません。ということで今日は前置きが長くなってしまいましたが、私の一目おくファンド、新興成長株オープンでの結果です。
手法は同じくしました。初期投資100万円、-10%で売却∔10%で10万円ずつ増加再投資です。
170万円で 231万円の利益。
トータルリターン135% 年平均利回り 7.1%
かなり良い成績になりました。何より嬉しいのは19年の投資で最大下落率が17%、あのリーマンショックでも心安らかにいられることです。
2019年初頭、誰もが悲観的だったのに意外や大幅上げ。未来を見通すことがどれほど難しいますかを物語っています。
どうでしょう、下げだしたら売る、上げだしたら買う。このシンプルさ、ありかも。
ただ、欲深い私には平均利回り7.1%は納得できるものではありません。
新興成長株オープンのパフォーマンスは
2000年からの一括投資 178% 年平均利回り9.3%
積立投資 293% 年平均利回り15.4%
何回かの暴落そして低迷を乗り越えての数字です。後の未来を確信できれば、もちろん保有なのですが残念ながら渦中にあっては難しいかも。リスクが少なくてリターンが大きいものを夢見ています。
では、どうしたら。まだまだ実践しながら勉強します。
北海道のラベンダー畑。新しい時代がこの花のように光り輝くものでありますように。

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