5月4日
性懲りもなく投資信託の付き合い方、実証編の続きです。
教材は、もう一度新興成長株オープンを使用しました。
期間は設定来の2000年からの19年長期運用。
前回はー10%で売却するという安全運転を重視しましたが、それで年利回り7.1%。今回はもう少しリスクをとって売却時を我慢したらリターンは現実に増えるのかを検証してみました。
具体的には初期投資100万円、-15%で売却、+10%で無理のない積立投資も考慮して10万円ずつ増額投資というものです。
最終的には、140万円の投資で325万円の利益。
累積 232%のリターン 19年間の平均利回りは12.2%。
リスクを限定的にしてこれ以上の成績を上げることはなかなか難しいはず。
このファンドは過去どの年から投資を開始しても大きくプラス。
一番振るわなかったのが、上の集計をとった2000年で9.3%。もし2012年の投資を始めたら驚異の67.2%。
最大限の利益を求める私としては挑戦したいのは山々ですが、その間の山あり谷ありを乗り越えて長期保有する勇気が多分ないと思います。
どれだけ過去が素晴らしいものでもしょせん過去は過去、未来を確約するものではありません。下げ続けてくれば怖くて逃げだすと思います。取りあえずはこの投資法が安全で現実的だし、一連の集計はそれでもかなりの利益を得ることできることを物語っていると確信します。
過去そして現在と最高のパフォーマンスのファンドにかける。あとは流れを観察、例えば1000万円で150万の損失を出したら、潔くあきらめる。いつか流れが上向いてきたら再度挑戦。
下がりぱなしの相場はありえないでしょうし、もし仮にそんな現実が起きたとしても想定以上の損失は受けないはず。
投資信託で資産形成するなら、これしかないと言い聞かせます。
あとは、実践あるのみ。良ければ見守って下さい。

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