6月10日
前回は基準価格騰落率から保有ファンドの対応の是非を考えてみましたが、今日はトータルリターンをみながら、投資信託を少し長い期間を中心に考えてみます。
こちらが保有ファンドのトータルリターンです。
表を観察するなり困ってしまいました。私がダメ印をつけている日本株アクティブファンドがやはりというか成績を残しているのです。
私は購入した理由もそこにあるわけですから当然といえば当然ですが新興成長株オープンもジャパン・オーナーズも5年年利で20%以上と驚異的です。
新興成長株オープンなどは昨日も書いたように、まさに売ろうと決めたわけですから。
しかも、なんということでしょう、今日の日経平均前場は大幅アップ。多分大分あげてくるはず。最後まで悩ましてくれます。
どうしようか、考えましたが、3年・5年と離れた過去より一か月、一年と近い過去が明日の未来を映し出しているはずと方向性をはっきりさせることにしました。
今日の多分プラスは、私への餞別と都合よく判断します。
ただこのファンドには随分痛い目をみましたが、基本的に好きです。これで終わりではありません、これからも注視してゆきます。借金は必ず本人に返してもらいます。
話をもとに戻して、表を見てあれ、昨日見た基準価格騰落率の数字と違うぞ。
東京海上・ジャパン・オーナーズを見て下さい。
基準価格騰落率 1か月 -5.3% 1年 1.5%
トータルリターン 1か月 -0.8% 1年 4.6%
だまされた位数字が違います。ついでに、世界医療機器ファンドもみました。
基準価格騰落率 1か月 1.3% 1年 0.9%
トータルリターン 1か月 -1.4% 1年 9.6%
1年で9.6%も利益がでていたんだという感じです。
おそらく分配金とかの関係でしょうが、一喜一憂する前に両方を確認する必要がありました。ついでに、いつものように気になるファンドもみておきます。
一言でかたずければ、リートだけでしょうかね。
投資信託は複利効果が狙える?
分配金の再投資などはその典型でしょうが、よく言われるのは投資信託は長期保有で複利効果を享受すべきという話があります。
私など右往左往する人間にとっては、少し耳の痛い話です。
運用成績が良くなければ複利効果は得られない。
そもそも複利効果の結果は基準価格に織り込まれているはず、とすると運用成績が悪く保有していても利益が上がらないファンドは複利効果とは無縁でした。
私には、なんだかほっとする話。
考えてもみて下さい
1.2% × 1.2% × 1.2% = 1.728%
で3年間でも1.6%を上回りますが、利益がでていなければ何年かけても複利効果など生まれるはずもありません。
というわけで、一人で勝手に納得して新興成長株オープン売却します。
余談の余談ですが、新興成長株オープンの決算日は来年の2月で一安心です。
また児童相談所、幼い命を救えず。
怒りを覚えます。幼い命を左右する大切な仕事だという自覚がないのでしょうか。
自分の事として真剣に取り組めないのでしょうか。
出てくる言葉が人員が足りない。そういう問題に置き換えて恥ずかしくないのですか。
何度もあったSOS、大人として胸が痛みます。