どうしたらより多くのリターンを求められるのか。
それ以前に、どうしたら負けないで運用できるのか。
五里霧中の世界にはまっています。
長期保有はその解決になるのか、数字をみてみました。
長期保有は必勝法?ー日経225インデックスで考える。
資料はニッセイ日経225インデックスとしました。
2004年と長期運用であること。
日本経済の指標ともいうべき数字であること。
純資産も1400億を超える代表的ファンドであること。
先ずは、全期間のチャートから。
リーマンショックなど色々途中あって、
16年間ほどで 152%(年平均利回り9.5%)
複利効果でしょうか、投資額が2.5倍になっているのですから悪くありません。
それでは運用開始年度別に一括投資、積立投資をしたらどうなっていたでしょう。
毎月一万円を積み立てた場合です。
どの年度から一括であろうが、積立であろうが運用でプラスを確保しています。
長期運用はやはり負けない必勝法なのでしょうか。
今度は、過去の年度毎の成績をみてみます。
やはりというか、単年度でみると大きく変わっています。
最大下落率は48%です。ファンドによっては60%越えも覚悟しなければならないことになるでしょう。
さて、実戦における必勝法足りうるかです。
過去の長期保有の実績そしてこれからの世界経済の成長を信じれば、多くの識者が勧めるように、どんな場面でも辛抱強く保有でしょう。
ただ、私の実戦論として取りうるかというと、はなはだ疑問です。
自分のお金が半分になり、更に目減りする恐怖に耐えうる自信も価値もないと思えてしまいます。それは今後投資額が大きくなればなるほどです。
最初のチャートをよくみると、最初の基準価格を取り戻しているのは2012年以降、実にその間8年以上かかっています。
漠然とですが、もっとより良い、現実的な方法があるような気がしてなりません。
今日の集計は、証券会社のメンテンナンスのため明日に持ち越しです。