1月31日
今週の基準価格期間別騰落率を見ます。
今週は、世界中の株式が総崩れ。
リートが逆相関関係を示し、久しぶりの存在感。そうは言っても一年の騰落率をみると余程のプロでもないと手が出せない印象。
もう一つプラスなのがシグナルチェンジ戦略ファンドです。
これは、もしかするともしかする注目ファンドです。これからも折に触れて話題にしたいです。
1月は50万ほどのプラスがするっと逃げていった悔しい月となりました。
2月こそはと、意気軒高なのですが、やはりひたひたと押し寄せているかもしれない暴落が気になります。
暴落がやっかいなのは、
いつ訪れるのか分からない。
どれほど深いのか、渦中にあっては、ハラハラするだけ。
ということにあります。ということは、
いつ訪れても問題ない対策をほどこしておく。
どんなに暴落であっても、大丈夫な対応を用意しておく。
これさえできれば、暴落なんて怖くないとなるはずです。
eMAXIS Neo自動運転でみてみます。
年間リターン100%越えと大活躍のファンドです。それだけに正直暴落ではひどい目に逢いそうな怖さもあります。運用開始からコロナショックまでのチャートをみてみます。
シミュレーションしてみました。
2019年6月の運用開始から2月まで9か月 +47%
100万円の投資なら、順調に147万円
ところが、ご承知のコロナショック暴落でチャートのように。
まず、-20%下落以上を暴落と定義しました。
このように大きく上昇する、すなわちボラティリティの高いファンドで10%や15%の下落はしばしば発生するからです。
20%下落で売却です。
147万円 × 80% = 117万円 17万円の利益確保です。
さらに、重要なのはどこで再購入して上昇局面を掴むかです。
最低値から10%以上を購入としましたが、実際に購入できたのは
3月26日 22%上昇のとき
それから現在に至るまで、20%以上の下落は現れなくて、
チャートの通り 201%の上昇
117万円 × 201% = 235万の含み益 評価額 352万円。
もし、ここで今の調整局面が20%以上の暴落となったら。
352万円 × 80% = 281万円 で利益確定ということに。
「暴落なんて怖くない」となったでしょうか。
補足です。
年間5%のリターンを目指して10年間運用した時。
複利効果で 100万円 が162万円に。
ここで、暴落が発生し、40%下落、そのまま保有した時。
162万円 × 60% = 97万円
10年の歳月もお金も無に帰したことに。
ここからは、実戦です。
2月よりeMAXIS Neo自動運転 を220万円運用です。
もちろん含み益はありません。
願わくば、今までのようなハイリターンを期待したいところですが案に相違して暴落となったら、
220万円 × 80% =44万円の損切
大いなるリターンを期待しながら、最悪の場合44万の損失を覚悟という按配です。
リスクを限定的にあらかじめ想定しているだけでも、
「暴落は怖くない」と強気な発言をしておきましょう。
いよいよ2月が楽しみです。
良い一週間を。