7月4日
先日、年金の2020年度運用状況が発表になりました。
それで思い出したのですが、ずいぶん昔に赤字を出したときに、野党が厳しく追及しました。
今回は、コメントなしなのでしょうか。
思わしくないことでは、鬼の首でも取ったように責め立て、評価すべきときにはだんまり。
もう少し、大人になってもらわないととても信頼して政治を任せられないと感じるのは私だけでしょうか。
さっそく、基準価格期間別騰落率をみてみましょう。
依然強い基調を保っています。
何度も思いますがやった者勝ちです。
リスクを取らなければ、大きな利を得られないのは当然ですが、先ずは始めることでしょうか。
先ごろ発表された年金積立金の運用は示唆に富んでいます。
2020年の運用益が37兆円、その巨額さに驚きますが、もっと注目したのは収益率25%です。
負けないこと、絶対に赤字を出さないことを目標として運用しながらのこの数字、今までどんな運用を達成できたのかみてみました。
改めて眺めて感じることいろいろあります。
継続は力なり。
20年間で95兆円、税収より多いのですから、マスコミも色々な視点から大きく取り上げる事柄なのに、歯がゆくなります。
2020年が異常だったことに、改めて気づくべき。
通期で3.61%の収益率なのに25%と突出しています。異常だった言わざるを得ません。これを前提とした投資の危うさを自戒です。
投資環境はいかんともし難い。
負けないことを絶対条件としても、勝つも負けるも時の運。
最後は、諦めずに続けることに意味がある。
96兆円かぁ、流石にそこまではいらないな。
益々厳しくなる年金問題、その国家的問題の大きな助けとなるための絶対に負けられない勝負。
かたや、せいぜい子々孫々がお金で苦労することがないように。身軽さが問題になりません。どうしたら殖やせるかというマネーゲームの側面もあります。
今年は半分終わりましたが、どんな展開に。
年金積立金の運用は国家的真剣勝負、資産形成は我が家の命運を賭けた真剣勝負。
国にも頑張ってもらい、我が家はそれを大きくアウトパフォーム。
急に、話がせこくなりますが、今月は追加投資はしない方針です。
元金を増やさなければ勝負にならないという焦りはあるのですが、追加投資のルールが右往左往です。正直分からないのです。
やみくもに動けば、単に平均単価を押し上げるだけに終わりそうです。
ここは、金言に従います。
「休むも相場」