10月3日
緊急事態の解除、そろそろウイズコロナの日常を冷静に考えないとダメですよね。
マイレージの期限が切れてしまうので、もったいないし11月に出雲大社巡りをすることに、予約もとれました。
少しずつ良い方向に進んでくれるといいのですが。
今週も基準価格期間別騰落率の観察とその雑感です。
今週の結果は御覧の通り、ほぼすべてのファンドがマイナスへ。唯一プラスだったのはシグナルチェンジ戦略ファンドだけ。これには運用を停止しているという明確な根拠があります。休むも相場を実践です。
それでも敢えて、ここで言いたいのはやっぱりやった者勝ちだということ。
1年間の騰落率全部と銀行金利を冷静に比較すれば、その優位性は明らかです。
とはいうものの気になるのは、何といっても下落があること。
これだけはどうやら避けられそうもありません。
つい最近のコロナッショックの時を思い返しても、一人高みで安穏とできたものはないはずです。直ぐに反発してその後の株高を実現できたのも、すべてはタラればです。
日経225インデックスファンドの2006年から2011年のチャートを見て下さい。
敢えてその後の上昇トレンドを避けています。
何故なら、投資家で10年以上続いた下落の後、その後の上昇を確信できた人はいないはずだからです。
つまり、長期投資も損を嫌う人には、何の役に立たないと言うことです。
では、積立投資はその防波堤になりうるのでしょうか。
まず無理だろうと断言できます。
何故なら、そもそも損を嫌う人が、コツコツ投資がいいんだとこれだけ長期に渡って逆張りを続けることはまず無理だろうと予測します。
しかもチャートを見て頂ければお分かりのように50%以上の下落からそれほど回復していません。たとえ、もう少し先に積立投資の効果でようやく30%ほどリターンができたとしましょう。そこへコロナッショックのような暴落がまた来たと想定します。
130% × -30%下落 = 残高91%に下落
又、先の見えない投資でコツコツ積立です。幸か不幸か残高がかなり残っていますからこれから先の積立投資はそれほど威力を発揮しないはずです。
それなら分散投資はどうでしょうか。
上の基準価格期間別騰落率の表のようにこのグローバルな世界で、自分だけは生き残れると考えるのは無理があるかもしれません。
今回でも、コロナッショックの時でも分散投資ならマイナスにならずに済んだわけではありません。
袋小路ですよね。
損失を嫌う人にやった者勝ちはなかなか難しい論理かもしれません。
結局、投資をするもしないも目的をどこに置くかでしょうか。
投資をしなくても十分にその目的に到達できるのであれば、それもありで喜ばしいことかも。
投資なしに、目的達成は難しい私には、最大利益の追求しか途無しということです。
良い一週間を。