投資手法にこれでいいとある程度の自信はあります。
それでも、1月の様にきついカウンターパンチを食らうとその自信もぐらついてしまいます。
必要なのは、自信を確信にまで変えてくれる強力な助っ人です。
ということで、溺れる者は藁をもつかむ、でそのヒントになる投資信託をみつけてきました。
NASDAQオープンの25年間でマイルールを検証。
1996年に運用開始でNASDAQ市場を対象とした投資信託。
れっきとした正統派ファンドで、しかも最近にできてもてはやされてる商品ではなく、ひとつの投資方針でリスクを抑えながら多くの成果を挙げられるか検証する絶好のサンプルと考えます。
先ずは、運用開始からあのリーマンショックまでのおよそ10年間を見てみましょう。
運用開始から順調に上昇し、2000年2月には約3.6倍に。
1000万円が3600万円に、さぞかし有頂天になっていたはず。
ところが、好事魔多し、そこから急降下です。
いくらガチ保有していても埒があきません。
そして、それから8年耐えた挙句に、リーマンショックです。
2008年までには、約88%の下落。
際物でも何でもなく、れっきとしたアメリカを代表する成長株への投資がです。
あの3600万円あった資産が、わずか432万円に溶けてしまいました。
まさしく現実の出来事です。ここまで、保有できた人がいたのでしょうか。
さて、ここからが本題です。
この期間でも、リスクを抑えながら資産を殖やすことができるものでしょうか。
いよいよ真打登場、最高値から-15%で売却、その安値から+10%で購入と、いたってシンプルな投資戦略を続けた結果がこちらです。
運用開始から長期保有していたら、-55%まで目減りしたのに、181%のリターン。一度も元本を割る危機にも見舞われることなく、最終的には約2.8倍にお金が増えていた勘定です。
このあと世界経済は、幸運の10年を迎えることになるわけです。
多分、多くの人が疲弊して、ふたたび市場に戻ってくるのはだいぶ後だったのではないかと思います。
それでは、この幸運の10年間でも、思ったように機能するのでしょうか、検証してみました。
先ずは、全期間のチャートから。
最近の神風の恩恵を受けて、最終的に288%のリターンになっていました。
それでは、それを上回る成績をあげることができたのでしょうか。
長くなりましたが、最後まで見て頂けると嬉しいです。
どうですか、しっかり神風の恩恵を受けて、1929%のリターンとガチ保有の288%を圧倒していて、同じファンドの運用成績とは思えないくらいです。
100万円が2000万円に。
しかも、10年の暴落にも耐えることができています。
おぼろげながらの自信が、根拠のある確信へとです。
あとは実行だけです、時間を味方につけるだけです。やります!