4月30日
モルガン、このいさぎよさ嫌いじゃない。
今朝のNYダウは900円を超える下げ。
やっぱりね、そうなると思っていたんだ、いつもこんな感想になるんです。
そうすると、私は投資の天才?
それで、毎月の大負けとはなんかおかしいですよね。
負けない必勝法などあるのでしょうか。
考えてみれば簡単な方法でした。下げそうなときには休んでおくことです。
理屈は簡単でも、それでは下げそうな時っていつと言う話になります。
結局、そこに行きついてしまいます。
ところが、実際にそれを目指しているファンドが存在するのです。
シグナルチェンジ戦略ファンドがそれです(なんか言い回しが怪しげな営業マンになっていますが悪しからず)
2019年11月に運用開始で、私も実際に購入しながらその実践ぶりを観察してきました。結論から申し上げますとモルガンも人の子で、その判断が結果として裏目に出ることもしばしばでした。直近の動きです。
4月13日、今の相場は危ないと判断してファンドのリスクをオフとしました。
相場状況を考えると、納得です。これでこのファンドを保有していても下落の不安から逃れられるわけでした。ところが、私からすると思わぬ判断にでました。
何日も経たない4月22日に突然平常時判断です。
もう大丈夫、勝負にでるよ、というわけです。
今? 頭おかしいじゃないの、どうしたらそういう判断になるのか聞いてみたい気分でした。ところがところがです、またまたおかしな行動にでました。
4月26日、平常時判断からわずか4日で投資判断の変更です。
天下のモルガンです、自分の公開した、しかも実際に運用するファンドでこうも簡単に判断を変更してくるとは驚きです。
その姿勢には色々な見方があるでしょうが、投資判断はそれほど難しいということ。
ましてや実際の運用となれば面子にこだわるより目まぐるしく判断を変えるべきかと。
「モルガン、このいさぎよさ嫌いじゃない。」
蛇足になりますが、この下落相場の実績ですが、
年初来 シグナルチェンジ戦略ファンド -1.32%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) -2.28%
コロナッショックの時は、多くのファンドが30%を超える下落だったのに対し16%ほどだったかと思います。
900円の暴落にも、高みの見物を決め込むことができます。この安心感は何にも代えがたいです。
ちなみに、設定来2年半ほどでは44%とまずまずでしょうか。
2005年から2019年9月、S&P500のリターンが4倍に達していないのに対し、会社のバックテストでは20倍にも、と驚異的です。
どうしようかな、もう一度買い戻そうかな、手数料10万円がなければ動くのですが、もう失敗は許されないので少し観察です。