6月13日
明日が読めればなあ、一か月先が分かればなあ、そんな妄想にもいい加減飽きてしまいました。
稼ぐに追いつく貧乏なし、やはり地道にこつこつしかないのかなと考えたりしています
経営する会社も斜陽産業で時代の流れには如何ともし難いのは投資の世界も同じです。
複業で始めたネット通販の手を広げて、ようやくこれからというところ。ヤフーショッピングでも優良店に認定されました。決算も何とか黒字で夢は膨らみますが、先ずは足元を見てのスタンスでいきます。
継続こそ力、今週も基準価格期間別騰落率の観察からの、投資方針雑感です。
悔しいけど、依然としてコモディティの独り勝ちの様相です。
もう一度再投資にいくかと、毎週考えますが、その度に思いとどまるを繰り返しています。
先週、世界割安成長株投信を購入しました。屁理屈は色々ありますが、結局のところ勝負に出たいと言うことかもしれません。
これで、東京海上・インド・オーナーズとの二本立てとなりましたが、これで資産形成できるわけもありませんし、さて次はどうすると考える間もなく、NY市場の大幅下落。
完全にビビりました。景気後退の恐怖を実感で士気が萎えます。
もう一度、大暴落への対応と自己の投資方針との整合性を再確認する必要性を感じます。
ITバブル崩壊の数字を確認。
バブルが崩壊したのは2000年3月。
この時ナスダックは5132ポイント、最安値を付けたのは2002年10月で1108ポイント。-78%の下落です。
これにどう対応すべきなのか、いや現実にできるのか、既存する投資信託は多くありませんが、幸いにも三菱UFJナスダックオープンBコースというファンドが運用していましたので、早速バックテストしてみました。その目的は高値より-15%で売却、安値より+10%で購入を繰り返すという投資法が有効なのかを確認するためのものです。
設定来から運用をしてみましたが、ここではこの期間の運用を掲示します。
先ずは、設定来からのチャート
設定来からのトータルリターンは360%、100万円が460万円になっています。
しかし、当然のことながら、ITバブルの時には大きく毀損しています。
大金を投資していて長期保有で耐えられる人は余程の強者でしょうね。
では、ここからが本題、リターンを落とさずにITバブル崩壊を乗り越えることはできたのでしょうか。
どこで比較すれば良いのか難しいですが、最初と最後を比較すると、基準価格では15776円から3993円にと大暴落しているのに153万が151万にほとんど減少していませんでした。途中の最大下落率も-15%で、長期保有時の-78%とは比較にもなりません。下落の不安も基本的に最大-15%までです。
5月までのトータルリターンでも360%と長期保有と同じレベルを維持しています。
しかも、このバックテストでは分配金の配当を考慮していませんから、実際には保有時に取得した配当を加味するともっと利回りは良くなっているはずです。
あとは実行あるのみです。
分散して追求する能力を持っていません、的を絞って勇気を持って当たれば、景気後退も千載一遇のチャンスとなる?、かもしれません。
楽しんで、勇気を持って投資です。
良い一週間を。